Loccaブランドサイト 分析改善提案レポート

Looker / BigQuery / GA4 定量分析 + Clarityヒートマップ取得前提の改善提案

作成日2026-06-25
対象locca.premium-water.net
今回期間2026-05-28 〜 2026-06-24
比較期間2026-04-30 〜 2026-05-27

0. エグゼクティブサマリー

Organic Search全体では、セッションは減少している一方で、フォーム到達率・CVR・form後CVRはいずれも改善している。現時点ではPWのようなフォーム後悪化ではなく、CV効率は改善しているが、記事起点の大きな母数をフォーム・商品詳細へ接続しきれていないことが主論点。

Organic Search セッション
65,368
前期間 69,333。-5.7%
フォーム到達率
1.84%
前期間 1.61%。+13.9%
CVR
0.315%
前期間 0.250%。+26.3%
暫定結論: LoccaはCV効率が改善しているため、広く構造変更するよりも、成果に寄与している「TOP / 料金 / キャンペーン / locca_smart」の導線を確認し、記事・商品詳細から高CVR行動へ接続する改善余地をClarityで確認する。

注: 本レポートの定量値は BigQuery `analytics_output_locca` の日次テーブルを使用。CVはGA4の購入イベント発生セッションベース。Clarityヒートマップは未取得のため、該当欄は取得設計と仮説整理まで記載。

1. 全体KPI

Organic Search全体で、母数・フォーム到達・CV完了のどこに変化が出ているかを確認する。Loccaは母数減に対してCV数・CVRが伸びているため、効率改善の要因を後続のページ別分析で分解する。

指標 今回 比較 見立て
セッション 65,368 -5.7% 69,333 Organic Searchの母数は減少。
フォーム到達セッション 1,200 +7.4% 1,117 改善 母数減でもフォーム到達数は増加。
フォーム到達率 1.84% +13.9% 1.61% フォーム誘導効率は改善。
CVセッション 206 +19.1% 173 改善 最終成果も増加。
CV / form到達 17.17% +10.8% 15.49% フォーム到達後の完了効率も改善。

2. 起点ページ別ファネル

最初に接触したページ種別ごとに、フォーム到達とCVへの進み方を見る。Loccaは記事起点の母数が大きい一方でCVがほぼ出ていないため、記事から商品・料金・フォームへ接続できているかが確認ポイント。

起点 今回セッション 今回form到達 今回form率 今回CV 今回CV率 示唆
article 29,009 23 0.079% -5.7% 0 0.000% 要確認 最大母数だがCVに接続していない。
top 8,320 491 5.90% +1.6% 109 1.310% +9.7% TOP起点はCV効率が改善。主要導線として維持・強化対象。
product(機種詳細) 5,160 127 2.46% -14.5% 24 0.465% -13.4% 機種詳細起点は低下。ページ内CTA・料金/キャンペーン接続をClarityで確認。
selection(商品一覧) 1,439 32 2.22% +16.9% 6 0.417% +9.6% 商品一覧起点は改善。比較行動からフォームへ接続できている。
price 1,435 40 2.79% +21.2% 12 0.836% +132.6% 改善 料金起点はCVRが大きく改善。高意欲導線として重視。
campaign 787 46 5.84% +16.3% 8 1.017% +31.5% キャンペーン起点も改善。商品・料金導線との組み合わせを確認。

3. サーバー別ファネル

各機種詳細ページに接触したセッションが、フォーム到達・CVまで進んだかを見る。Loccaは3機種構成のため、機種別にどこがCV効率を牽引しているかを明確にする。

サーバー 今回セッション 今回form到達 今回form率 今回CV 今回CV率 今回CV/form 示唆
litta 4,904 179 3.65% -6.3% 34 0.693% -8.4% 18.99% -2.3% 母数最大だがやや低下。ClarityでCTA・料金接続を優先確認。
locca_smart 2,080 104 5.00% -0.5% 28 1.346% +41.3% 26.92% +42.1% 改善 CV効率が大きく改善。勝ち要因を抽出したい。
slim_r2 2,088 95 4.55% -8.7% 25 1.197% -2.9% 26.32% +6.3% form率は低下、form後CV率は改善。フォーム前導線を確認。

4. ページ接触後ファネル

入口ではなく、対象ページを閲覧した後にフォーム・CVへ進んだかを見る。料金・キャンペーン・商品一覧など、途中接触ページがCVにどう寄与しているかを判断する。

接触ページ 今回接触 詳細到達率 form率 CV率 示唆
TOP 10,154 21.93% -4.4% 5.90% +2.7% 1.369% +26.4% TOP接触後のCV率は改善。TOP導線は大きく崩れていない。
price 3,236 23.98% -6.1% 7.23% +8.6% 1.576% +21.3% 改善 料金接触後はCVに近い。商品詳細から料金への導線を強化候補。
selection 2,957 40.99% +0.7% 4.80% +20.8% 0.879% +1.4% 商品一覧は詳細遷移が強い。フォーム接続も改善。
campaign 2,034 17.65% -2.5% 11.41% +27.4% 1.967% +52.0% 改善 キャンペーン接触後のCV率が高い。訴求要素を確認。

5. デバイス・意欲シグナル

デバイス別の成果差と、CVに近い検討行動の組み合わせを確認する。LoccaはモバイルCVRが改善する一方、PCは低下している。

デバイス別

主要デバイスごとにフォーム到達率とCVRを確認する。SPとPCで課題が同じかを切り分ける。

デバイス 今回セッション 今回form率 今回CVR 示唆
mobile 51,118 1.74% +13.2% 0.362% +44.9% 改善 主要母数でCVR改善。SPの成功要因をClarityで確認。
desktop 13,602 2.28% +14.8% 0.147% -43.7% form率は上がるがCVRは低下。PCのフォーム後またはCV条件を確認。

意欲シグナル組み合わせ別

商品・料金・レビュー・キャンペーンのどの組み合わせがCVRに効いているかを見る。高CVR行動への導線を優先的に設計する。

組み合わせ 今回セッション 今回CV 今回CVR 示唆
商品 + キャンペーン 186 10 5.376% +170.2% 高CVR 母数は小さいが非常に高い。商品詳細とキャンペーンの接続を確認。
商品 + 料金 + レビュー + キャンペーン 139 5 3.597% +400.0% 全要素接触は高CVR。ただし母数は小さいため参考。
料金 + キャンペーン 179 6 3.352% +79.9% 料金とキャンペーンの組み合わせは成果に近い。
商品 + 料金 1,829 27 1.476% +21.9% 母数とCV数のバランスが良い。商品詳細から料金確認への導線が重要。
料金 1,898 18 0.948% -15.0% 料金単独はやや低下。キャンペーンや商品情報との接続が必要。

6. フォームステップ・CV直前UX

LoccaはフォームステップをURL別page_viewで追えるため、サーバー選択からCV発生までの歩留まりを見る。今回、フォーム内の完了効率は全体として改善している。

指標 今回 比較 示唆
サーバー選択率 1.77% +15.8% 1.53% フォーム内の最初のステップ到達率は改善。
サーバー選択 → 申込情報入力 44.60% -5.6% 47.26% ここはやや低下。サーバー選択後の入力開始に摩擦がある可能性。
申込情報入力 → 確認画面 52.52% +11.5% 47.11% 入力後の確認画面到達は改善。
確認画面 → CV 76.01% +3.7% 73.31% 最終確認後の完了率も改善。

7. ページ別離脱

ページ種別ごとのPV数と離脱率を見る。大きな悪化は限定的だが、campaignの離脱率は上昇しているため、CV率改善と合わせて行動を確認する。

ページ種別 今回PV 今回離脱 今回離脱率 示唆
article 198,755 28,717 14.45% -1.2% PV最大。離脱率は微改善だが、CV接続は弱い。
top 99,260 4,649 4.68% +3.3% 離脱率はやや上昇。主要導線クリックをClarityで確認。
product 91,408 5,855 6.41% +1.5% 商品詳細は入口・接触後の両方で確認対象。
form 60,815 598 0.98% -3.9% フォーム離脱率は微改善。
campaign 18,449 973 5.27% +6.5% CV率は高いが離脱率も上昇。訴求後の導線を確認。

8. Clarityヒートマップ取得・掲載計画

GA4/BigQueryで見えた課題を、ページ内の視認・タップ・スクロール・録画で確認するための取得計画。現時点では未取得のため、後続で画像と所見を差し込む。

ステータス: Clarity画面操作は後回し。以下の対象・形式で取得し、次版HTMLにスクリーンショットと所見を追加する。

優先取得ページ

定量分析で優先度が高いページからClarityを取得する。特に記事、商品詳細、料金、キャンペーンは導線改善の判断材料になる。

優先度 ページ 確認したいこと
High 記事 / column 最大母数だがCV接続が弱い。商品・料金・キャンペーンへの誘導位置を確認。
High litta詳細 母数最大だがCVRが低下。CTA・料金・キャンペーン接触への流れを確認。
High locca_smart詳細 CVR改善の勝ち要因を確認。他機種へ横展開できる要素を探す。
High 料金 CVR改善が大きい。料金確認後にCVへ進む導線・不安解消要素を確認。
High キャンペーン CVRが高く改善。商品・料金との組み合わせを強める余地を確認。

9. 改善提案

現時点では広く提案を広げず、定量分析で優先度が高い論点に絞る。Clarity取得後に、どのページのどのUIを変えるかを確定する。

優先度 改善案 根拠 検証KPI
High 記事から商品詳細・料金・キャンペーンへの導線を強化する。 記事起点は29,009セッションと最大だがCVが0。母数を活かせていない。 記事接触後の詳細到達率、form到達率、CVR、ClarityのCTAタップ。
High 商品詳細から料金・キャンペーンへの接続を強める。 意欲シグナルでは「商品 + キャンペーン」「商品 + 料金」のCVRが高い。 商品詳細接触後CVR、料金/キャンペーン接触率、CVR。
High litta詳細のCTA・料金訴求・キャンペーン訴求を見直す。 littaは母数最大だがform率・CVRが低下。一方でlocca_smartはCVR改善。 littaのform到達率、CVR、CV/form、ClarityのCTA周辺反応。

10. 次アクション

次に行うべき作業を、Clarity取得、所見反映、改善案確定、実装後検証の順に整理する。

  1. Clarityで記事、litta詳細、locca_smart詳細、料金、キャンペーンのモバイルヒートマップを取得する。
  2. 各ページについて、Scroll / Tap / Area / Attention / Recordings を同じ形式で所見化する。
  3. 本HTMLのClarity欄にスクリーンショットと所見を追加する。
  4. Clarityで確認した摩擦に合わせて、改善案の優先度と実装内容を確定する。
  5. 実装後は直近2〜4週で、記事接触後の詳細到達率、商品詳細接触後CVR、機種別CVRを検証する。